全身にエネルギーを満たす方法とは?

からだづくり

こんにちは!ヨガインストラクターのマキアです。

季節は秋から冬に移り変わり、寒くなってきましたね。

前回は『末端冷え性を解決しながらストレスケアもできる』方法としての『簡単な運動』をお伝えしました。

前回の記事はこちらをクリック↓↓↓↓↓

末端冷え性を解決しながらストレスケアもできる簡単な運動とは?

つい姿勢が猫背気味にま~るくなり、あまり動かない日々が多くなっていませんか?

私もそのようになりがちなので、気を付けています。

ではヨガを行う上で何に気を付ければよいか、今日は東洋医学的観点からお伝えしたいと思います。

内臓の話

まず、西洋医学と東洋医学の違いをざっくりと見てみましょう。

西洋医学では消火器や循環器、泌尿器などのように内臓を個別に捉えてそれぞれの治療を施していきます。

病気を発症したら薬で対処療法を行うイメージが分かりやすいかもしれませんね。

東洋医学では、骨格・筋肉・内臓のすべてが互いに関連しあい、働き合うというバランスを保ちながら健康を維持していこうという考え方なのです。

病気を発症しないように、未病のうちにセフルケアをするイメージでしょうか。

仮に発症してしまったとしても、軽いうちにセルフメディケーションで対処していく昔からの民間療法的部分もあるかと思います。

※もちろん症状の度合いによっては、自己判断や民間療法では危険な部分もあるので、おかしいなと思ったら早めの受診をお薦めします。

ランニングやウォーキングをして運動不足を解消したり、筋トレで体の各部位の筋肉量をアップしたりするのはもちろん意味のあることですが、内臓そのものを強くするという観点にはマッチしません。

東洋医学観点から見ると、ご自身の内臓の現状を把握し、内臓の性質を知った上で、体の中で関連する箇所にアプローチを加えていくことで症状を改善させていく方法を用いるのです。

各臓器に働きかけるヨガを行うことによって、その臓器はより健康になり本来のパフォーマンスを発揮してくれる状態へと導いていきます。

腎臓の話

冬は腎系と膀胱系を伸ばすことにより、頭がスッキリし寒さに対抗する体作りができると言われています。

皆様は腎臓のある場所をご存知でしょうか?

位置でいうと胃のやや下あたりで、背中側に2つある臓器です。

東洋医学では『先天の精』といわれ両親からいただいたエネルギーは全て腎に含まれると言われています。

人間が持って生まれた、成長・発育し生命活動の原動力になるものです。

成長しながら使い果たしていく一方ではなく、『後天の精』は食べ物や飲み物から気や血の一部が補充されます。

ヨガではウッターナアーサナ(立位前屈)を行う際に、背中側の腎臓に意識を向けそこに酸素を届けるようにゆっくりと深い呼吸をすることで、エネルギーが養われそのエネルギーが全身へ運ばれていくと言われています。

呼吸を繰り返していくうちに腎臓側がフワっと広がる感覚がしてくると思います。

抽象的かもしれませんが、イメージしながら行うことで相乗効果が得られると思いますのでぜひ試してみてくださいね♡

マキア

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はじめまして。 ヨガと骨盤調整ストレッチ担当のマキアと申します。 インストラクター歴は13年目で、ホットヨガや常温ヨガ、フィットネスクラブにて活動していまし...

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